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LEAN STYLE〜リーンスタイル〜

ムダのないスタイル。そして一歩を踏み出す。

LEAN STYLE

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『ヨガとシンプルライフ』を読んで。息を吸って吐くように心地よく生きる暮らしのお手本に。

カルチャー-「本」 シンプル-ライフスタイル

『ヨガとシンプルライフ』を読んで

ヨガの叡智を生かしながら、シンプル・ミニマルに暮らす、みうさんが日常を綴るブログ「ヨガとシンプルライフ」。

 

この度、本を出されたということで、読ませていただきました。

シンプルに生きる知恵がいっぱい

冒頭はシンプルライフのきっかけ、これまでのヒストリーや家の間取り、モノを持つ時のスタンスなどが書いてあります。

 

シンプルライフといっても人それぞれきっかけやマイルールは違うので、服をたくさん買っていた頃の気持ちに共感したり、持ち物のルールを自分と比較しながら読んだりすると楽しめます。

 

各章では「シンプルなインテリアともの選び」「引き算のファッション」「使わない美容法」など日用品・私物も多数紹介。読んだら早速マネしたくなる方も多いはず。また身体をほぐすストレッチやポーズも沢山載っています。

 

私は朝や夜に、ヨガアプリで軽いストレッチをしたり、簡単ですが瞑想のような時間をとるようにしているのですが、本の中にあった、

ヨガで一番目指したいところはブレない体ではなく、「ブレている自分を静かに見守ることのできる心」

という言葉がとても印象に残り、ヨガをやりたくなりました。

▶︎関連記事:お寺で坐禅して気づいた、自分のシンプル化に足りないもの。

自分と向き合い、呼吸するかのように暮らす

first breath

著書の中には、みうさんの魅力である、シンプルなのにオシャレ、ミニマルなのにどこかホッとする、そんな自然な暮らしが詰まっています。

 

写真もご本人も美しいですが、撮影された空気感や行間には「まるで呼吸するような自然な暮らし」が描かれています。

 

息を吸って吐くこと、ここちよく生きること、暮らすこと。

 

そういう暮らしの本質ときちんと向き合い、創られたライフスタイル。これは本の中で出てくる、お母様とのお別れが大きく影響していることも痛いほどに感じ取れます。 

部屋の中で茫然としながらも「ここにあるもので、母の命より大切なものは一つもないな」と感じました。

 

母が亡くなってからも改めて、自分のためのものはそんなに必要ないと感じます…(中略)

 

「母が本当に大事にしていたものは、私だ。そのことはものを捨てても消えない」と思ったのです。『ヨガとシンプルライフ』

私も祖父母を亡くした時、とても辛かったので、思わずそのことを思い出しました。

 

すごく悲しかったけど、でも今、この世に身体がなく、面影が見えずとも、楽しい思い出はいつでも思い出せますし、顔も声も昨日のことのように覚えているのは変わらない真実

▶︎関連記事:私と祖母との思い出:絶対に捨てられない一生モノの財産とは何か

 

モノはいつか壊れる、その儚さも愛おしいけれど、生命って尊い…と当たり前のことをつい考えてしまいました。

一番好きなのは9章

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暮らしの日用品を眺めたり、お洒落なワードローブを見るのも癒されますが、一番好きなのは、最後の章、その名も「ヨガとシンプルライフ」。

 

変化を受け入れ、流れに乗る

感情まで手放そうとしない

ヨガもシンプルライフも1つのツール

 

ヨギーニらしいみうさんの心の在り方が、とても読みやすい文章でスーッと入ってきます。心にも置き場所があるって、すごく生きやすいことですよね。

 

この章はスルスルと読めてしまうのに、時にハッとさせられます。

想いが文字になり、読む人に伝わる。

 

その背景には、暮らしをシンプルにした分、みうさんが自分と向き合うことに多くの時間を費やしたり、

 

ヨガや文章を書くことが豊かな表現力の源になっていたり、

 

そうしたこれまで大切に積み重ねてきたものの 存在をしっかりと感じることができました。

 

文章を書くことが好きだったというお母様もきっと満足しているに違いない、なんて勝手に思ってしまうのです。

あなたとシンプルライフ

この本を読み、ヨガを始め、猫を飼い、みうさんと同じモノを買ったところで、残念ながらみうさんと同じにはなれない。

 

でも、暮らしも心もしなやかに、ただ自分にとって心地よく暮らしたい。

 

そんな気持ちを抱きながら読むと、きっと自分なりの「○○とシンプルライフ」が見つかるヒントになる本。ちょっと姿勢を良くして、ゆっくり呼吸しながら読んでみてねと、周りの友人にも勧めたい素敵な1冊でした。